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これは許せません。

DATA画像

ある宣伝データです。

最近は批判的ブログは避けようと思っていましたが、弾道測定器の細かい数値を、一般の方が解らないからと言って、いい所どりの物に使われては、自分たちの信頼度にも関わってきますので、あえて書かせていただきます。

凄く飛びますというデータのようですが、この方の通常飛距離は175yd前後とのことです。

しかし、このデータでは204yd飛んでいます。

飛距離は、約30ydアップです。

ですが、データには大きな落とし穴が二つあります。

① FACE ANG. -8.0 deg
   フェイスの角度が、8度左を向いているということです。
② SIDE 29.8L yds
29.8ヤードも左に飛んでいるということです。

これだけ左に飛べば、スピン量も減り、飛ぶことは間違いないでしょう。
何故かというと、この方のいつもの弾道とは間違いなく違うであろうということが予測できるからです。


この方のスイングは、

通常は、アウトサイドインのカット軌道になり、フェイスは若干フックも考えられないことはないものの、スクエアから開いてることが多いと予測します。

若干の数値の違いで変化はありますが、弾道的には飛び出す方向は少し左から大きな右へのスライス弾道となり、スピン量が多い、ランの少ない弾道と予測されます。

であれば、飛距離は相当厳しいもので、そのため175yd前後なのでしょう。

そして、使用したクラブのスペックを見ると、カット軌道であれば異常なほどのダイナミックロフトになり、殆ど使用することのできないデータになってしまったんだと予測されます。

その為、試打した中のデータで飛距離の飛んでた、このデータを使用するしかなかったんだと予測できます。


このクラブが飛ばないというわけでこのように書いたのではなく、その方に的確なスペックを渡せば飛ばないことはないと思います。

ですが、準備した試打クラブが限られていて、その中でよいデータを出そうとするのには無理があると思います。

無理があるデータを出したがために、ある工房のおっさんが、矛盾点を書いてしまったということです。


このように、弾道測定器は便利でありながら、数値を作り出すことも可能になります。

その作り出した、数値を世間に出すことで、宣伝にも使えると思います。

しかしそれらは作られたものであり、現実ではないということです。

となると、損をするのはお客様になります。

データの詳細が解らない方であれば、その飛びますという数値を信じるでしょう。

しかも、自分と同じような飛距離であればなおさらです。



この不景気の中、販売数量を増やしたいというのはどこも同じだと思います。

しかし、お客様の中には、「どのクラブ使っても一緒や」、「どこでフィッティングしても一緒」と思われてる方が多いようです。


それは、宣伝で「このクラブで7yd飛びました」や「このクラブでヘッドスピードが〇㎧アップした」などの宣伝文句に踊らされ、購入した結果、以前と変わらなかった、だから何を使ってもと、思われるようになったんだと感じます。

その被害者を作ったのは、その宣伝などです。
そしてその為に、ゴルフを辞めようと思っている方もいるはずです。

数少なくなりながら、まだゴルフを続けようと思われてる方々に、追い打ちをかけるように、このクラブ飛びますという作り上げたデータを使うのは、どう考えても納得できないんですが???

皆様はどのように感じますか?

データを一部黒塗りにしてますが、どのメーカーさんか解らないようにと考えました。

解ってしまう可能性もありますが、決して悪いメーカーさんではなく、ただ今回はこのようなデータを出すしかなかったんだと思います。

あくまでも、私個人の愚痴と思ってください。
愚痴にお付き合いいただき、ありがとうございました。

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