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地クラブって飛ぶんですか?

先日ご来店いただいたお客様の一言です。

「地クラブって飛ぶんですか


悩む事もなく、「飛びません」とお答えしました。


巨大な大手メーカーが、研究開発費を使い、専門の設計家が数名、あるいは数十名のチームとなり、

素晴らし実験コースと、素晴らしい測定器を使用し、細かいデータの元、

どれだけの歳月をかけて作成されたか解らないゴルフクラブと、


あるメーカーで働いてました、一念発起して会社を立ち上げましたって言うメーカーと、

大手メーカーの足元にも及ばない研究開発費と、個人的な意見の強い設計家が、

寂しいぐらいの施設、測定器、心細いデータ解析、

それで巨大な大手メーカーに対抗できるのか疑問です


いつまでもいつまでも、慣性モーメントが、低スピンが、

あるいはヘッドスピードが上がります、ミート率が上がります、

なんて根拠のない神話を宣伝文句に使い、

それが本当なのかどうなのかの検証も行わず、売れればいいという物作りでは、

差が出るのは明らかです。


特に地クラブは、反発係数が高いのでという、それだけで飛びますよ、飛びますよという、

”そこしか無いのか”という特徴では、あまりにも酷過ぎる。

そして、その反発係数も、計算すれば簡単に解る、影響力の少なさ(ルール内でという事です)、

それをいつまでもいつまでも、最大の特徴のように謳う方法は、

もう死語のようにしか見えません。


申し訳ないのですが、このようなクラブ作りは、日本のメーカーにもあるように感じます。

あるプロから聞きましたが、大きな国内メーカーの設計家が、神話に基づきクラブを作成するため、

トーナメントプロの意見が反映されていないと

設計家は、先ほど書いた慣性モーメントが、低スピンで、という神話を並べ連ねて、

「はい使ってください」だそうです。
なので、いつまでも古いモデルを使うそうです



話は大きくそれてしまいましたが、

そんな感じなので、「飛びません」とお答えしたわけです。

ただ、それだけでは私たち、ゴルフ工房は、そんな地クラブを扱いながら販売できるわけでもなく、

ご飯を食べていけるわけもありません。


ではどうするのかですが

Fittingをしないと話が進みませんが、

プレイヤー一人ひとりに合ったロフトや長さ等々、細かいスペックは必要になります。

簡単に例えると、打出角が低いと考えれば、どのロフトにすればいいのかという事です。

それを、11度が必要とすれば、キチンとした11度が必要になります。

リアルロフトがアバウトすぎる量販店で並べられた商品では、そこをカバーするのは不可能です。

それをカバーできるのは、地クラブになるでしょう。


ロフト、一つ取っただけで、利点の多い地クラブですが、

その他、たくさんの重要なスペックが、Fittingにより解析されていくと、

おおよそなスペックなヘッドではどうしようもありません。


先日も、9.5度でカスタムクラブを作成していただいたというお客様は、

リアルロフトが全然違う物であり、ただメーカー曰くオリジナルロフトは9.5度ですと!!!


オリジナルロフトが9.5度のリアルロフトがそんなに違うって、

凄いフックフェイスなんだという事が解り、使えるのかなと考えてしまいますが


ということで、Fittingをしたうえで、キチンとしたスペックが必要になるという事は、

地クラブしか選択できる方法がなく、

また、キチンとしたスペックを測定した後に出荷してくれる、地クラブメーカーでないと、

お客様にはキチンとしたクラブがお渡しできないので、”地クラブ”が必要になるという事です。


そんな痒いところに手が届く”地クラブ”、反発係数よりも、

もっともっと利点の多いクラブなんですよ








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