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高打ち出し、低スピンが理想です!

高打ち出し、低スピンが理想ですと言われたお客様です。






もともとは弾道が低かったそうですが、高い方が良いですよと言われ、フィッティング後、クラブを購入されたそうです。





シャフトは軟らかくしないと高く上がらないのでと言う事で、軟らかいシャフトを提案され、

超高弾性シャフトが飛びますからと言われ、高額シャフトを装着、

ヘッドは、反発係数の高いヘッドが飛びますと言われ、またロフトが多くないと高く上がらないのでと説明され、

長さは長尺にするとヘッドスピードが上がりますと言われたそうです。




全て説明通り、提案通りに組んでいただいて、金額は余裕で10万円オーバー






飛ぶんだからいいや、と考え購入に至ったそうです。








購入後、思ってるほど距離は伸びず、逆に飛距離が落ちた感じでもあったため、お店に相談に行くと、

まだ打出角が低いです、あなたの打ち方が悪いので、もっと打出角を高くすればもっともっと飛びますと納得させられたそうです






そして、言われた弾道を追い求め、コースに行ってもそのイメージを持ち、ひたすら練習の日々が続いたそうです。






その追い求めた結果、アタックアングルが強くなりすぎて、フェイスの下部に当たり、さらに低い打出角になり、更に練習の日々です。






そして、何が何だかわからず、当店へ


やはり下部に当たりますが、たまに良い当たりをすると、凄く満足そうに、こんな当りも出てきましたと喜ばれます。



しかしそれで飛んでますかと聞くと、以前のクラブの方が飛んでるようですが、下部に当たってた時よりは感触がましなので、これで十分と考えられてたそうです。

もう年齢の影響だ、とも言われていました。







しかし、データを見ると
LaunchAngle.png

赤丸のダイナミックロフトは、なんと19.6°です。
簡単に説明すると、当たる瞬間のロフト角です。(色々な要素が加わります。)


そして、黄丸は打出角ですが、16.6°です。
購入されたお店では、これが良いと言う事だったんでしょうか


黒丸は、スピン量ですが、4598rpmです。




このお客様には、黄丸の数値を出せば飛びますよと言い、次にお店に行くと、スピン量が多いですと言われていたでしょう。




これではいつまで経っても、飛ぶようにはならないでしょう。




反発係数の高いヘッド、高弾性カーボンのシャフト等々、金額だけは高いものの、飛距離は落ちる一方かもしれません。

それでも飛ぶと言い切るって、逆に凄いと思ってしまいます。


数値ばかりを説明し、その数値だけを追い求める、なぜなのかも考えず、高額商品を勧めて、あとはあなたのスイングです、と言うのはあまりにも酷いと感じます。






これが続くと、本当に、工房にはお客様は足を向けないようになると思うのですが・・・







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